AED(自動体外式除細動器)とは?
心臓が突然の心停止状態に陥る主な原因の一つとして心室細動(VF)と呼ばれる心臓が痙攣した状態時になった時に早急な対処
治療法として除細動器(AED)により電気ショックを与える事によって救命率を各段に向上させる事が出来る高度管理医療機器
です。
電気ショックを与える判断は?
電気ショックを与える除細動器(AED)は痙攣状態を自動的に解析し電気ショックの指示を音声ガイダンスに沿って救命者が行
う為、不必要の場合も不要の音声ガイダンスが有るため電気ショックを与えません。
電気ショックを与えるまでの時間の重要性
電気ショックは心停止が発生してから理想は3分以内(遅くとも5分以内)に行う事により救命率が上がります。時間の経過時と
共に救命率も急速に下がります。
心室細動(VF)とは?
心臓が痙攣し血液を流す事が出来ない機能を失った心臓の状態を意味します。
心肺蘇生も必要なの?
AEDの救命措置操作と同時に心肺蘇生措置がとても重要であり必要不可欠となります。
心肺蘇生法は日頃から模擬実技でマスターしておく事が大切となります。
AEDによる電気ショック後、心肺蘇生の音声指示が流れたら速やかに心肺蘇生を行ってください。
※心肺蘇生はAEDの有無に拘らず正常な呼吸がなされていない場合は速やかに行い救急隊が到着するまで行ってください。
誰でも使用できるの?
2004年7月より医療従事者ではない一般市民でも使用できるようになりました。
AEDは、操作方法を音声ガイダンスによって操作が出来る為、誰でも容易に使用できます。
救命できなかった場合の責任は問われるの?
AEDの設置と使用に関する法的問題について
「刑法;第37条」「民法;第698条」「「医師法;第17条」等により責任を問われる事はありません。
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